前回はキーボードやセキュリティ、使い勝手などをビジネス的な視点で見てみましたが、もう一つ忘れてはならないのが剛性感です。
本体の剛性感はもちろんですが、このようにキーボードがおまけ的な分離ドックになっているものは剛性にはあまり期待できない場合があります。
しかし、このように角を持っても、たわみ感が全くありません。その分軽さは感じられませんが、ヘビーに持ち歩く方ならこの剛性感の方がより重要なような気がします。
そんなビジネスマシン的な要素を反映しているのが、この500万画素のフロントカメラかもしれません。性能的にはカメラです。※カメラ横の白い部分はフラッシュではなく状態表示のインジゲータ。
最新のスマートフォン事情に明るい方なら今時500万画素か?と思われるかもしれませんが、あのiPhoneだって4までは500万画素でした(最新型でも800万画素)。メモ代わりに手書き文書を撮影するにはこれぐらいの画素数で十分ですし、むしろやたら高画素化したカメラでの撮影はデータが大きいため保管場所に悩むというデメリットが発生します。
ビデオチャット等に使うインカメラも92万画素と標準的なもの。
最新のスマートフォン事情に明るい方なら今時500万画素か?と思われるかもしれませんが、あのiPhoneだって4までは500万画素でした(最新型でも800万画素)。メモ代わりに手書き文書を撮影するにはこれぐらいの画素数で十分ですし、むしろやたら高画素化したカメラでの撮影はデータが大きいため保管場所に悩むというデメリットが発生します。
ビデオチャット等に使うインカメラも92万画素と標準的なもの。
最後に、タブレットモードの使い勝手について。
キーボード・ドッキングステーションとの合計では約1.7kgと、11.6型のノートパソコンとしては非常にヘビーなこのマシンはタブレット側だけで持ち運ぶことを考える方も多いと思います。その場合、重量は約850gとだいぶ軽くなります。
しかし、ふだん初代iPad(純正ジャケット込みで800gぐらい)を使っている嫁さんに持ってもらったところ、特に縦方向に持つと「重い」と一言。
これは16:9と縦長の画面なので、重量バランスが上の方にあることが原因だと思います。写真では下部の方を持っていますが、真ん中辺りを持つとだいぶ改善されるようです。購入時には実機で色々持ち位置を試してみてください。
そんなわけで、同じWindows 8タブレットでも前々回レビューしたQH55とは全く別物という印象の一台でした。
そこで次回、この2台について比較してみようと思います。どちらが良い、ではなく、パソコンをどのように使うかで検討する機種が変わる事がわかると思いますよ。
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