2013-04-29

【レビュー】ThinkPad Twist その3 パソコンとしての使い勝手とモバイル性

さて、ThinkPad Twistの第3回はモバイル性能とパソコンとしての使い勝手です。

こう見るとただのノートパソコンでしかない。

Ultrabook規格を満たしているThinkPad Twistは非常に薄いパソコンに仕上がっています。前傾は無くフラットですが、20mmという厚さはパームレストの高さを感じさせません。この薄さは日中分厚い業務PCを使っている自分には快適でした。また、発熱もほんのりと感じますが手のひらが汗ばむほどではありません。

こう持つと筋トレです。

タブレットとしての使い勝手はDELL XPS12と同様、緊急避難用的な使い勝手です。重いだけではなく、1366*768という解像度もタブレットとしては非力。

ただしこれはタブレットとしての話。PCとしては12インチクラスではこの解像度がちょうど良く感じます。DELL XPS12は1920*1080という解像度で多くの情報を一度に表示させることができますが、ボタンやリンクの表示が小さすぎてタップもクリックもしづらい場合があります。解像度は高ければいいというものではない、ということを実感しています。

ほぼ同じサイズのXPS12と比較してわかる解像度の妙。
お借りした製品はCore i7+メモリ8Gだったのでサクサク動くのは当たり前ですが、ノートPCとトラックポイントとの相性がよいことは改めて再確認しました。現在のメインマシンのXPS12はタッチパッドでの操作になるのですが、マウスカーソルを快適に操作するにはどうしてもマウスが欲しくなります。

しかしトラックポイントなら、スクロール操作がなければこんなことは感じません。特に私のようなもんが気をする人間には、キーボード操作の手の位置のままポインタ操作ができるのは快適なんですよね。

タッチパッドもあるのでどちらの操作も可能
もちろん画面に直接タッチしての操作も可能なので、ポインタ操作はかなりの自由度になります。Windows 8だからこそ生きる操作体系だと思います。

そして底面積(フットプリント)は12インチワイドサイズなので私的にはこれでギリギリです。回転機構がある分奥行きはあるのですが、DELL XPS12と幅と厚みははほぼ一緒です。

モバイルにはこの幅がギリギリだと思う。
次回はこのDELL XPS12や前々機種のX220tabletなどと比較してみます。lenovo(大和研究所)が進めた進化を感じ取れると思います。

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