2017-05-22

【レビュー】おもいでばこで、できる事(初歩編2)

【レビュー】おもいでばこで、できる事(初歩編1)の続きです。

デジタルフォトアルバム業界の雄、おもいでばこ。ある意味デジタルフォトアルバムの定義はづけをし続けている製品です。

デジタルフォトアルバムの定義を「し続けて」いる製品。

前回のエントリでおもいでばこができることを、4つ説明しました。

 ・写真の保存
 ・動画の保存
 ・写真・動画の視聴
 ・写真・動画の整理・バックアップ

それぞれの項目でさらに説明できることがありますが、まずはこの製品ができる事を説明したいので最低限の説明しかしていません。

今回は「他の機器との比較」という形で話を進めます。

まず最初に比較するのはパソコンです。最近は安価なノートパソコンでもストレージと呼ばれる保存機器にハードディスクを利用している製品なら、最低でも500GB程度の容量があります。

結構な容量がある。


殆どの方には容量的にはこれで十分です。

しかし、あまり知られていませんがパソコンは大量のファイルを保存して扱うと速度が低下するという弱点があります。私の母親はこの速度低下のために写真を削除し、それらのバックアップをしていたと思ったらされておらず数年分の写真を消してしまったことがあります(速度はやや回復しましたが)。

さらに、パソコンは定期的に買い替えが必要な製品です。パソコンを動かしているWindowsやMacなどのOSは、製品の保証期間を過ぎるとウィルス対策などで問題が発生します。

今猛威を振るっているランサムウェアも、保証期間が過ぎたWindows XPやVistaが主な感染となっていると言われています。

しかし、おもいでばこはインターネット接続が限定されていることと、アプリ等をインストールできないため、ウィルス感染の心配がほぼありません。写真をウィルスで失う可能性はゼロと言って良いでしょう。

次に比較するのがクラウドサービスです。

Googleフォトをはじめ、写真を保存するクラウドサービスはたくさんあります。しかしこれらのサービスはユーザーの許可なくポリシー(約束)を変更するので、保存容量が変わったり、保存できる写真の内容が変わったりします。

最も問題なのが、サービスが無くなる場合です。こうなると写真を期限までに移動させる必要がありますが、大量の写真を移動させるのは大変な作業ですし、サービス終了に気が付かなければ全部消えてしまいます。

それに対して、おもいでばこは外付けハードディスクを接続しておけば写真の整理状況まで丸ごとバックアップされています。デジタル機器なので故障で写真が消える場合がありますが、本体と外付けハードディスクが同時に壊れることはほとんど無いので、消えることはまずありません。

スマホやタブレットについては言わずもがなで、故障すれば写真は取り出せなくなる可能性があります。高価なデータ復旧サービスを使えば取り出せる可能性がありますが、その復旧にかける金額でおもいでばこと外付けハードディスクが余裕で買えてしまいます。

デジタル写真の保存も、フィルム写真と同じようにお金がかかります。それを節約しようとしたり、無料のサービスを使うことで代用するためにはこの違いを理解しないと「写真が無くなった!」と悲しい思いをしてしまいます。

おもいでばこは「安全に」写真を保存できる。そのためにはちょっとお金が必要になる。それも知ってほしい事です。

デジタル写真の取り扱いについては兄弟ブログ「デジタル写真整理術のブログ」も参考にどうぞ。

【関連URL】
おもいでばこ公式ページ

【まとめ】バッファロー おもいでばこ

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先代(4代目)は値崩れしているので、大容量の2TBモデルがお勧めです。

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3代目は既に中古の流通しかありませんし、速度や経年劣化も考えるとお勧めはしません。
但し非常に安価なので、乗り換え前提であれば検討候補に入れて良いと思います。

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