K-3はだいぶ使い込んで来ましたが、レビューあげるにはもう暫く時間がほしいのでこちらのイベントについてもう少し書いておきます。
今回、イベントには多数のペンタックス関係者(社員の方々?)がいらっしゃいました。私は(Nikonユーザーのくせに)最前列に陣取ってしまったので、登壇者の顔を撮影したのですが
これ、いいでしょ? |
これ、いいですよ。 |
これ、自信作です。 |
しかもみんな、いい顔してませんか?
正直、カメラに詳しく無い人にカメラメーカーを聞けば「キヤノン」「ニコン」と2大メーカーが出てくるのがせいぜいで、「ソニーやパナソニックも作ってるよね?」と言われる程度です。
さらにPENTAXとRICOHブランドは、女性向けのやわらかい、可愛らしいカメラを作っていないので女性ユーザーの認知率も非常に低いです。
しかし、その歴史を紐解くと今のデジカメに繋がる技術を切り開いてきた会社です。
世界初のズーム機能付きコンパクトカメラ |
世界初のフラッシュ内蔵レンズ交換式AFカメラ |
当時世界最小・最軽量デジイチ(あれ、写真が違う。istDです) |
コンパクトカメラのズーム機能。
一眼カメラの内蔵フラッシュ。
そして小型、軽量化。
どれも今のカメラでは当たり前の機能です。
しかも、「これがあるから便利」というユーザーにとって優しい機能ばかりです。
もちろん、このAPS-Cのフラッグシップ機であるK-3にもその「思想」は受け継がれています。
キットレンズには軽く使いやすい、ズーム幅の広い18-135mmレンズ。
とても静かに立ち上がる内蔵フラッシュは十分な高さがあり、ちょっとした光量不足を補うのに十分な能力があります。
そして他社のAPS-C機が大型化する中で小型化を守り抜いた、デザイナーの意地。
おそらく光学ファインダーを持つ全てのデジイチでペンタプリズムを採用している会社は他にないでしょう。PENTAXブランドのカメラは、最廉価のK-50ですらペンタプリズムを採用しています。これがどういう事か、デジイチの知識を持つ方なら分かるでしょう。
顧客に愚直に技術で答える。
手に持ち、使い込んで、馴染んできた時に伝わるそのメッセージが心地よい。
義弟のK-30で感じたその感想は、K-3からはより強く伝わってきます。
ターゲット層がこのようにやや中級者向け、もしくは買い換え層となっていますが、それはそうでしょう。
比べてしまえば、良さが分かるから。
特に他社のエントリークラスの所有者だと、その差は顕著に感じるでしょう。
Nikon D-50、D-5100と使ってきた自分にはそう感じます。
エントリーモデルと比べると価格差が2倍ぐらいあるカメラです。
でも、手元にあるエントリークラスのカメラと比べていけば、その価格差はむしろ安いと言えるはずです。
今後のエントリーでちょいちょいD-5100と比べていきますが、趣味でカメラ撮影を楽しみ始めた方なら、このK-3は頼もしい相棒になるはずです。様々な場面で対応できるこのカメラ、一度は手に持ってみてよとお願いしたところで今回はおしまい。
※まとめページを作成しました。
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