オムロンの新型血圧計で、35歳以上限定のイベントがあると聞き、商売敵であるタニタの活動である静岡県三島市の「
みしまタニタ」参加者兼ブロガーとして行っとかなければいけないだろうということで参加してきました。ちなみにオムロンは三島市に工場を持ってます・・・ヘルス関係ではないですけど。
そして、最後の最後まで根ほり葉ほりの質問に答えてくださったオムロンの方に感謝とお詫びを申し沿えておきます。聞いたことだけすぐにメモを起こしてあったので大きな間違いはないと思うのですが、間違ってたことが書いてあったら、こっそりイベント会社経由でご連絡ください。すぐ修正します。
さて。
イベントのキーワードは私的に以下の3つでした。
・グループ内製
・石の上にも8年
・メイドin関西
先ずは製品の前段から。
今回のイベントはこんなタイトルでした。どん。
 |
上のほうに注目 |
タイトル長いよ!
まぁ、言いたいこと盛りだくさんなのでタイトルが長くなるのは分かります。
35歳以上の成人は正座して読んでください。マジで。
35歳からの血圧計生活というタイトルですが、この35歳は医者が言う、血圧管理を始める山なんだそうです。
若いうちはまだいい。
でも、そろそろ不摂生がたまってきてる。
そして準備を始めないと「復原力」が衰えてくる。
そんな感じでしょうか。
さらに
「怖っ!」と言いそうだったのが、高血圧は痴呆リスクだということ。
しかも若いときに高血圧で、歳を重ねてから対応しても効果が薄いという実証実験もでているようです。そのタイミングが35歳なんでしょうね。
で、このあたりからオムロンの
「おもてなし」話が炸裂し始めます。
今回の製品がなぜこのように薄く小さくなったのか。それがこれです。
・いつでも手軽に使ってほしい、そのための薄型化
そもそも血圧はちょっとしたことで変わるもの。
一日の活動を通じて測って欲しいものらしいです。
手首型血圧計は、上腕まで通さなければならない血圧計と比べて使いやすい。
だから持ち歩ける。
でも、薄く小さくしないと持ち歩けない。
そのために部品を小さくし、薄くし、ベルトの素材も柔らかく折りたためるものにしているのですが、これには技術革新が必要なわけです。
その結果、比較対照となっていた2007年発売のHEM-6022から8年もの時間がかかってるわけです。
 |
新旧比較。厚さほぼ半分にするのに8年。 |
 |
ケースだとバンドの構造の差もありここまで違う。旧製品は持ち歩けない。。。 |
これ、各種部品を薄く小さくすればいいってものじゃないのです。
その最たるものが、圧力ポンプ。プシューとl空気を入れるこのポンプ、もちろん小型化は大変です。しかしただ小さくすればいいってもんじゃない。血圧を測るための圧力をかける課程でセンサーが血圧を読みとるので、センサーにも読み取り速度の高速化とチューニングも必要になります。イベント後に聞いてみたら
「そうなんですよ!」とおっしゃってたので、部品というハードを作るだけでなく、それを制御するソフトもきちんと作りこんでるわけです。
しかも小さくするだけでは飽き足らず、圧力をかける際の
「ジー・・・」と言う音を消しました(親に実演したらびっくりされましたよ!)。その理由が凄い。
「音を聞くだけで血圧上がる人がいるので」
正しい血圧を測ってもらいたい。だから小さくするついでに音も消しちゃいました。
これ、まさしく「おもてなし」です。
このような各種重要部品のハード・ソフトが
オムロン内製ってのが凄い。
無ければ作れ。
作ったら使いこなせ。
で。
比較対象の製品は2007年発売。これは2015年。
繰り返しますが、ここまで薄くなるのに8年かかってます。
石の上にも8年です。
①部品が産まれ②それを制御し③コストとの兼ね合いを見つつパッケージとして製品化する。これだけ時間がかかってます。
しかも、①~③まで全部オムロンで完結してるんですよね。
各種センサーに込められた「正しい計測」が素人にも行えるような工夫は、製品に込めた「おもてなし」です。しかも京都で研究し、松坂工場で作る。「メイドin関西」のものづくり、すげぇって思いました。
いつでも使って欲しいにこたえる、10万回の耐久テスト。
そんなに使う前に買い換えるよ、と言いたくなりました。
定期的に大阪方面に旅行に行くのですが、一時機関西経済圏は一時期勢いがそがれてた時代がありました。しかし先日、大阪・京都・神戸を旅行した時、回って以前より力があると感じたのですが、こんなところでそれを感じるとは思いませんでした。
もう1回言いますが(またか)。
研究は京都。
製造は松坂。
これ、まさしくメイドin関西ですよね、と。
腕型としては高価格らしいです。
ただし血圧計全体で見れば中ぐらいらしいです。
血圧計測は、始めるなら早い方がいい。
なら、早く入手した方がいい。
価格が落ちつくのを待つのではなく、早く入手して手軽に計測・記録してリスクに備える。それが結果的に生きてく上でのコストダウンだと思うのです。
え?
製品の事、あんまり書いてないって?
それはメーカーのHPへどうぞ。
手首式血圧計 HEM-6321T
ちなみに能力は変わらず機能を減らした廉価版もあります。
ちょっと高いかな、という人はこっちでも良いと思います。
おそらくオムロンが言いたいのは、まずは使い始めて欲しいと言うことですから。
今日はそんな感じで。