2013-10-18

【フラッシュレビュー】アマチュア用デジイチの一押しカメラ、Nikon D5300

ついにNikonから、GPS+Wi-Fi内蔵デジイチ、Nikon D5300が登場しました。
しかもエントリーユーザーには使いやすく、ハイアマチュアでも取り回ししやすく基本性能も十分なセカンドカメラであるD5200の後継機としてです。



D5200と比較してほぼ同等なのは

・ 有効画素数(2410万>2417万)
・ 連射速度(最高5コマ/秒)
・ AF(オートフォーカス)(39点、クロス9点)

等。画素数は変更されてるのでものが変わっているでしょうね。
基本的な操作体系、特徴的なバリアングル液晶も継続です。
ステレオマイクと追従性の高いAFでの高い動画撮影能力も健在の模様です。

変更、追加された機能は

・ 小型化(約129.0×98.0×78.0mm > 約125×98×76mm(W×H×D))
・ 軽量化(約555g>約530g)
・ ローパスレスフィルターの採用による画質アップ
・ ファインダー倍率アップ(0.78倍>0.82倍)
・ GPS機能
・ Wi-Fi通信機能

辺りでしょうか。

寸法と重量は僅かな変更に見えますが、ぱっと見デザインが変わっていないためどこをどう削って寸法を変えたかが気になります。D5200でも手の大きな人には厳しいグリップ周りでしたので、ここは実機で確かめたいところ。あと、25gの軽量化はかなり効きそうです。素材の変更とありますが、外装が変わっていなければ変更はあまり感じられないような。

ローパスレスの採用による画質アップは撮り比べないと分からないかも。

ファインダーもちょっとした差に感じるかもしれませんが、経験上2%違うとその差を体感できます。なので4%アップはほとんどの方が体感できるんじゃないかと。

そしてGPSの採用。GPSによる位置情報(ジオタグ)を埋め込んだ写真の管理上での使い勝手の良さは、おもいでばこや各種写真管理ソフトで実感しています。しかし撮影時に付与されないと後から付けるのはメンドクサイ。D5200でもGPS無いってモジュールは付けられましたが、横に挿す形だったので邪魔だったんですよね。

Wi-Fi対応も注目。私はD5100+Wi-FiSDカードの組み合わせで同じ事をしていますが、とにかく良く写るデジイチの写真をスマホですぐアップロードできるのは旅行先でSNSに投稿するのにすごく便利です。「ああ、デジイチの写真が投稿できれば・・・」と一度でも感じた事のある方にはすごくお勧めの機能です。

さらに、併せて発表されたらしい新レンズ、AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VRも気になります。D5100のセットレンズだったAF-S DX NIKKOR 18-105mm f/3.5-5.6G ED VRと比べ望遠側が増えているのに明るさは同じ。おそらくプラスチック筐体なので軽いのに、画角が昔D90などのセットレンズだったAF-S DX Zoom-Nikkor ED 18-135mm F3.5-5.6G(IF)とほぼ同じなので使い勝手は抜群に良いです、これ。後はAF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-EDを頑張って買えばほぼ万能にこなす一台になるんじゃないかと思います。



気になる点は、バッテリー持続時間。D3000/D5000以降、Nikonデジイチ伝統の大容量バッテリーから小型バッテリーに変更した関係で、電池消費の激しいGPSとWi-Fi機能を使うのはかなり厳しいと思います。快適に使うなら予備バッテリーが2本は欲しいところですね。

これは実機触れたらまたブログにアップします。

まとめエントリを作成しました。他の情報はこちらからどうぞ。

【関連リンク】

Nikon D5300(メーカー公式)
Nikon D5200(メーカー公式)
Nikon D5100(メーカー公式)

【デジタル一眼カメラ】Nikon D5200 D5100との比較


【amazonリンク】



これだけの機能アップをすると、前モデルの値崩れは期待できないでしょうね。とはいえ既に底値ですが。


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