パソコンとカメラに繋がるもの: 【レビュー】PENTAX K-S2　割り切り無しの本格小型カメラ。

2015-03-05

【レビュー】PENTAX K-S2　割り切り無しの本格小型カメラ。

意地っ張り。

K-S2を見てきて、PENTAX開発陣とこのカメラにGOを出したRICOH経営陣に敬意を込めてこの言葉を送ります。銀座のショールームまで行ってみてきましたよ、ええ。

実際に触れてきたのですが、その写真が。。。

他社が「入門機だから」「小型軽量だから」「分かり辛いから」と逃げるところを、このカメラは多分この言葉で退けています。

「え、だって後で後悔するでしょ？」

・・・いや、そうなんですけど。

視野率100%、倍率95%のペンタプリズムミラーは視認性に優れ、非常に見やすいのですが入門機や廉価機で採用されるペンタミラーと比べると重く、設計上の自由度が無くなります。

防塵、防滴構造は砂埃舞う子供の運動会、天候がころころ変わる山登り、海岸などでとにかく頼もしい機能なのですが、コストがかかりますし、どうしても重くなります。なのに防塵防滴がしづらいバリアングル液晶にまでしっかりとシーリングを施してます。狂気の沙汰。

そしてそして。ダブルのコマンドダイヤルはある一定のマニュアル操作に慣れてきた方には便利な機能ですが、デジイチ初心者には全く使いこなせない代物です。K-50もついてましたが、これにもつけてきました。

自分はこれの意義を見出すのに3年かかった。

このK-S2という小型を謳うカメラに、PENTAX開発陣は全部入れてきました。

「だって必要になるでしょ？」

と、問いかけるかのように。

男は背中で語るもんだぜ（違）。。。

手に持ってみると、キャラクター的に真正面からぶつかるNikon D5500と違います。

でかいです。
重いです。

しかし、3年後こう思うでしょう。

ああ、全部ついててよかった！

と。

キットレンズのsmc DA 18-50mmF4-5.6 DC WR REは、単品売りのレンズと異なりHDコーティングがありません。なのでカメラ入門者は万能レンズの18-135キットを購入し、後でこのレンズを追加購入することをお勧めします。

詳細はこちらをどうぞ。

K-S2のキットレンズとは違うらしいですよ？

いやー、K-3ずっと欲しかったけどバリアングル液晶が無いから踏み出せませんでした。

障害が取り除かれてしまいました。

まずい。まずいです。
貯金が追いつきません。
D5300もまだ手放したくないし。

うーーーーーーーーーーーーーーーん（－－；

比較記事でも書いて検討してみるか。

【関連リンク】

【まとめ】PENTAX K-3

悩みに悩んだK-3についてはこちらでどうぞ。

【レビュー】【比較】PENTAX K-30とNikon D5100の比較

この比較はD5500とK-S2に通じるものがあります。
両社の設計思想の違い、とでも言えばいいのかな。

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　【まとめ]デジタル一眼カメラ
　※各社のデジイチのレビューをまとめています。

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